一般歯科 (虫歯の治療)

Treatment of tooth decay 1

虫歯かな?と思ったら、最初に確認すべきこととは?
歯に違和感がある場合、ほとんどの場合、知覚過敏、もしくは虫歯が原因です。
知覚過敏は、強い力で歯ブラシをしてしまったり、長年のかみ合わせで歯の根元が削れてしまったり、歯周病が原因で歯茎が下がってしまう場合に起こります。一方で虫歯は、虫歯菌が歯を溶かしてしまい、神経を刺激してしまうことによって起こります。

歯は、エナメル質や象牙質、神経などから構成されており、歯医者さんでレントゲンやCTデータを撮って歯科医師に診断をしてもらわないと、どのくらい深刻な症状かは分かりません。

通常、知覚過敏と虫歯の判別は、ご自身ではかなり難しいのですが、簡単な見分け方としては、知覚過敏は放っておいても急に症状は悪化しませんが、虫歯はそのまま放っておくと、どんどん歯がしみたり、ズキズキする痛みが時間とともにどんどん増えていくといった感じです。

<自分で虫歯の重症度を見分ける方法>
軽症:冷たい物で少ししみる、強くかんだら痛い ⇒ すぐに治療をすれば簡単な治療で終わります!
中症:温かい物で痛みを感じる ⇒ 歯の神経が大きなダメージを受ける前に治療をすることが重要です!
重症:何もしなくても痛みを感じる ⇒ 歯の根っこ(神経)の治療が必要!さらに重症になると歯を抜いて(抜歯)、ブリッジかインプラント治療が必要。

虫歯が本当に怖いのは、歯の痛みが一時的に弱くなったとき!
残念ながら、一度、虫歯になってしまったら、その進行を止めることはできません。教科書通りの答え方になってしまって恐縮なのですが、歯医者さんに行って、まずは虫歯菌を取り除いてもらい、殺菌してから、人工的な歯を詰めたり、かぶせたりしなければいけません。

しかし、皆さんはとても忙しいので、なかなか歯医者さんに行く時間がなく、少しくらいの違和感だと、そのまま放置してしまう場合があります。気持ちは分かるのですが、放置することがどのくらい危ないことなのかを、簡単にご紹介したいと思います。

虫歯で一番気をつけて頂きたいことは、最初ずきずきと歯が痛かったのに、しばらくすると歯の痛みを感じなくなったり、痛みが少しやわらいだ場合です。これは虫歯が治ったわけではなく、歯の奥深くまで虫歯菌が入り込んで、歯の神経が死んでしまったから、痛みを感じなくなっているのです。

歯の神経が大きなダメージを受けている場合は、一刻もはやく治療しないと、治療をしたくても手の施しようがなくなってしまい、結果的に歯を抜くことになってしまいます。歯を抜くと、患者さまの治療の選択肢は大きく2つあります。

虫歯の両隣の健康な歯を削り、ブリッジと呼ばれる治療か、高額なインプラント治療です。つまり、歯に違和感があり、歯がしみたり、ずきずき痛みを感じているうちに治療をしてしまわなければ、健康的な歯を削るような治療やインプラントのような大がかりな治療をしなければいけなくなってしまうのです。

Treatment of tooth decay 2

匠デンタルクリニックは、渋谷駅から徒歩3分の場所(六本木通り沿い、渋谷警察署の隣です)にある歯科医院です。匠デンタルクリニックでは、虫歯による歯の神経のダメージを最小限にとどめる専門的な治療も行っています。虫歯の進行度合いや影響を慎重に見極め、なるべく歯を削らずに最小限の治療で行うには、どうしたらよいのか、という視点で治療をする歯医者です。

必要最小限の治療で済ませるためには、歯科業界の専門用語でミニマル・インターべーション治療(MI治療)と呼ばれる治療を行う必要があり、患者さんのカラダにとても優しい治療を行っている歯医者です。


日頃から歯科用顕微鏡(マイクロスコープ)を使った精密な治療を行っており、ビックリするほど痛くない治療だと思います。歯に違和感がある方は、ぜひ早めに匠デンタルクリニックまで虫歯のチェックにお越しになって下さい。