歯を「残せる?残せない?」の基準①
当院のコンセプトは
「歯を抜かずにできる限り残す」です。
日々、セカンドオピニオンを求めて多くの患者さんが来院されています。
多い時は、セカンドオピニオンだけで1日に3人くらい来院されます。
そこで思うことがあります。
歯医者さんから、「もうこの歯は抜くしかありませんね。」
と言われるとしましょう。
その時、この言葉の裏側には大別して2つの意味がある気がします。
①現代の最先端歯科医療技術を駆使しても残せない。
②その歯医者の技術では残せない。
歯医者になりたての時、私の知識・技術不足で②のような理由で歯を抜かなくてはならない時期が残念ながらありました。
今でもなぜ当時、専門医に紹介をしなかったのかと後悔しています。
現在、②の理由で歯を抜くことないよう技術を磨き、少しでも多くの歯を残せるようベストを尽くしています。
もちろん、それでも残せないという歯もたくさんあります。
特に遠方から来院されている患者さんの期待に応えられない時は本当に残念でなりません。
②の歯医者の技術不足で残せないという歯が一本でも少なくなるよう
今後も講演活動を含め、自己研鑽していきたいと思います。